”Fete de la musique（音楽の祭典）” と題した展覧会は5年ぶりの開催です。
３人が一つの曲をイメージして作った作品というわけではなく、3人の演奏者がそれぞれの曲を持ち寄った音楽祭のような展覧会で、共通点といえばそれぞれが版画作品ということです。
エングレーヴィング、エッチング、アクアチント、モノタイプ、シルクスクリーン。楽器で音色が変わるように版画も技法によって1本の線、色がさまざまな表情を見せてくれます。また、同じ版を使っていてもインク、紙、プレス機の組み合わせでもまた違った表情を見せてくれたりもします。
こういった音色や音触の違いのようなそれぞれの表現と、3人の作品が作り出した月の庭の空間をお楽しみください。
